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チャーリーとチョコレート工場

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これぞティムバートンという作品。
すごくカラフルでお菓子箱のような映画。でも甘いだけじゃなくて、ティム独自の世界観、ブラックユーモアが満載でその対比がまたおもしろい。
ティム×ジョニーの作品は期待を裏切らないですね。「シザーハンズ」もすごく好きな作品だし。ジョニーも10年ぶりに来日する気合の入れようだし。
ウォンカ役はジョニー・デップしかできない!そう思うほどピッタリはまってました。
同じチョコレートを題材にした「ショコラ」のジョニーとは全然違うジョニーに会えます。彼の演技の幅の広さを感じますね。しかしお肌キレイよね、ジョニー。スクリーンのドアップにもうっとり。
ジョニーもステキなんだけど、チャーリー役のフレディ・ハイモアもよかった。たとえ家が傾いてても、毎日のゴハンがキャベツスープでも、チャーリー少年は健気ですごくイイ子。そんなチャーリーを見事に演じてます。彼、「トゥーブラザーズ」に出てたり、「ネバーランド」でジョニーと共演したりで今後の活躍が楽しみな子役さんです。
チャーリーがゴールデンチケットを手に入れるのは予告編なんかで見てわかっているんだけど、手に入れるまでの過程がなかなかよいです。
チャーリーの家族もみんなステキで、特に父方のジイさんが憎まれ口ばかりのいやなジイさんだと思っていたけど、いいこと言うんだよ、このジイさん。
家族思いで優しい、素直なイイ子のチャーリーに対して他の4人の子供ときたらわがまま、生意気、傲慢などなどホントに腹立つくらい。だから途中でイタイ目に合う子供達をかわいそうと思いつつ、どこか「ざまみろー」と思ってしまうのは私だけかしら・・・。
あと、忘れてはならないのがウンパ・ルンパね。一度見たら忘れあられない顔、パフォーマンス。いいアクセントになってます。夢に出てこないか心配でしたケド。
最後はまぁ、うまいことまとまっているのですが、私的には満足な終わり方でした。
見終わって、ホッとしてしあわせな気持ちになりました。2時間があっという間の映画でした。

しかし最近のティム。この作品といい、前作「ビッグ・フィシュ」といい、やたらと家族愛をうたっている気がするのだが・・・やはり自身に子供ができたからなのかしら。

ただ楽しいだけじゃなく、ちょっとホロっとさせたり・・・またティムにやられちゃたなぁ。

映画のあと、お茶しに行ったんだけど、Hぴーちゃんはチョコレートケーキ食べてました(笑)。
せっかくパンフレット見ながら話しようと思ったのに、なんと売り切れ!公開されて5日しかたってないのに、なんてこったい。あと、ジョニーがTMRに似てるとK子ちゃんが言ったのが、私も同じこと思ってたから笑っちゃいました。口元が似てたよね。

もう一回見てもいいなぁ。あと原作を読みたくなりました。


評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★(9点)
by chebuko | 2005-09-14 10:55 | 映画・ステージ


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