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サマータイムマシン・ブルース

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ストーリーは…とある大学のSF研究会の部室。前日にクーラーのリモコンが壊れ、猛暑に悩む部員たちがいる。ところが彼らは部屋の隅にタイムマシンがあることを発見。「昨日に戻ってリモコンを取ってこよう」ということになり、乗り込んでみるがさあ大変!想像もつかない事態が次々と起こり?!……簡単に言うとこんな話。

踊る大捜査線シリーズでおなじみの本広克行監督の作品。原作は京都の劇団ヨーロッパ企画の人気舞台。出演はお気に入り俳優の一人、瑛太。上野樹里も「スイングガールズ」でがんばってたし、おぉっ、佐々木蔵之介や升毅も好き好き。これは見に行かねば!
ということで行って来ましたよ、リモコン片手に。
なぜリモコンを持って行くかというと、当日1800円のところ、リモコン持参でなんと1000円で見れちゃうのです。しかも、先着プレゼントでヴィダルサスーンのシャンプー&コンディショナーまでもらっちゃいました。なんかめっちゃ得したー。なぜヴィダルサスーンのシャンプーかというと劇中でSF研究会の一人がヴィダルサスーンを愛用してるからなんだって。そういえば、やたらと「ヴィダルサスーン」って連呼してたっけなぁ。

最初、ブツブツと映像が途切れ途切れで、ヘンな感じでダレ気味だったけど、話が進んで行くうちテンポも上がり「そういうことか」と納得。うまいことつながるんだな、これが。
おなかを抱えて笑うほどではないものの、笑い所満載で十分楽しめる作品です。
タイムトラベルというよりは、タイムトラブルといったカンジかしら。
細かいところに監督のこだわりを感じます。例えばSF研究会の部室はごちゃごちゃしつつもお洒落に感じるし、薬局に置いてあるペンギンのキャラクター・ギンギンはいかにも監督らしい。
登場人物も個性的で、特に升さんには注目ですよ。
あと、この映画は香川でロケされたそうで、実在する商店街や銭湯もイイ味出してます。ホントにコンビニないのかなぁ。

一度見ただけでは少しわかりにくい所もあったから、もう一回見てもいいかな。
ヨーロッパ企画の舞台も見てみたいなぁ。

もし見に行くのなら、リモコンをお忘れなく。


評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 8点(10点中)
by chebuko | 2005-09-06 11:54 | 映画・ステージ


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